クラウドストライクがAdaptive Shieldを3億ドルで買収

クラウドストライクがAdaptive Shieldを3億ドルで買収

EDRなどのサイバーセキュリティ製品の提供するCrowdStrike(クラウドストライク)が、イスラエルのサイバースタートアップ企業Adaptive Shield(アダプティブ・シールド)を買収する。両社は契約条件を明らかにしていませんが、クラウドストライクがAdaptive Shield(アダプティブ・シールド)へ約3億ドルを支払うとの情報が出ています。

Adaptive Shield(アダプティブ・シールド)とは

2019年後半にマオール・ビン氏とジョニー・シュロモフ氏によって設立され、同社は2023年、金融大手ブラックストーンから同社の成長ファンドBXGを通じて1,000万ドルを調達しています。

Adaptive Shield(アダプティブ・シールド)はSaaSのセキュリティサービスを提供しており、

SaaSの誤った権限設定や未承認のシャドーアプリの検出、未利用のID検出や悪用検出などを提供しています。

また、生成AIの継続的な監視サービスも提供しており、顧客がセキュリティポリシーを施行し、AI 設定を制御してデータ漏洩を防ぎ、シャドー AI アプリケーションを特定できるようにしています。

なお、Adaptive Shield(アダプティブ・シールド)の顧客だったブラックストーンは、同社のサイバーセキュリティ技術を自社の業務に統合する戦略的契約の一環として、今回の投資にも参加しています。

CrowdStrike(クラウドストライク)の声明

CrowdStrike(クラウドストライク)は声明で「最も困難なサイバーセキュリティの課題に取り組むために構築されました。当社は、お客様が現代の脅威に先手を打つために必要とするものに基づいて、絶え間ないイノベーションを推進しています」と、CrowdStrike の CEO 兼創設者である George Kurtz 氏は述べています。

参照CrowdStrike acquires Adaptive Shield in $300M deal to boost SaaS security

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