パチスロ設定を得るため自社へ不正アクセス。さらに打ち子にも情報を共有した元従業員を逮捕
パチスロ機の設定情報を不正に入手し利益を得ていたとして、群馬県の会社員の男が逮捕されました。
情報漏洩事件概要
2023年11月、逮捕された男は、勤務していたパチンコ店を運営する会社での立場を利用し、社内のコンピューターにアクセス。
会社が管理するパチスロ機の設定情報を不正に取得し、宮城県在住の知人2名に情報を漏洩したとされています。
知人による不正利用
知人らは、提供された設定情報を活用し、宮城県石巻市のパチンコ店で少なくとも3名の打ち子を使ってパチスロ機で遊技を行い、利益を得ていたとされます。事件は、2023年12月に店舗側から警察に相談が寄せられたことで発覚し、当日だけで十数万円の利益が得られていたとみられています。
警察の調査
警察は、男が当たりが出やすい台を予測できる情報を漏らし、不正利益を得ていたとみており、余罪の有無についても引き続き捜査を進めています。