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三菱UFJ銀行、貸金庫取引を装うフィッシングメールの注意喚起

三菱UFJ銀行、貸金庫取引を装うフィッシングメールの注意喚起

三菱UFJ銀行は同社の貸金庫内の補完物の窃盗事件に伴い、同社を装うフィッシングメールの注意喚起を行いました。

フィッシングメールについて

同社によると

「当行貸金庫取引を装って電子メールを送付し、メールを受信されたお客さまをまったく関係のない虚偽のページにアクセスさせ、暗証番号などの重要な情報を入力させることにより、個人情報を取得するという不審なメールが送信されているとの報告を受けております。」としています。

様々な事件・事故を装う偽広告やフィッシングメール

タイムリーな話題を装った偽広告やフィッシングメールは、サイバー攻撃者の常套手段となっています。

例えば世界的に世間を騒がせたクラウド・ストライクに起因する世界的なWindows端末でブルースクリーン(BSoD)が表示された問題では、パッチが提供された瞬間にグーグル広告などでパッチ適用を装う偽サイトやフィッシングメールが観測されました。

また、Metaでは偽のOffice365の広告からインフォステーラーをインストールさせる活動や有名なブラウザ Arc ブラウザのWindows版を狙う偽ダウンロードサイトも観測されました。

三菱UFJの元行員による貸金庫内の盗難について

2024年11月三菱UFJ銀行の発表によると、20年4月から24年10月の約4年半にかけて、当時の支店の店頭業務責任者が立場を悪用し、該当支店の貸金庫契約者約60名の金庫を無断開扉し、資産を盗み取っていたことが発覚しました。

被害総額は数十億円にも上り、4年前からインターネット掲示板やSNSで貸金庫内の盗難被害が投稿されており、長期にわたる盗難が行われていた可能性があります。

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