元 CIA 分析官が起訴 韓国のエージェントとして活動

元 CIA 分析官が起訴 韓国のエージェントとして活動

著名な北朝鮮専門家で元 CIA アナリスト スー・ミ・テリー氏が、ブランド品やミシュランの星付き食事、自身が管理するファンドへの3万7000ドルの報酬と引き換えに韓国政府のために秘密裏に働いていた罪でニューヨークの大陪審によって起訴されました。

起訴状の概要

公開された起訴状によると、かつて米国家安全保障会議のメンバーだったスー・ミ・テリー氏は、2013年6月に初めて外国エージェントとして活動し、名前の明かされていない「指示者」と「複数回」会談を始めたという。

韓国政府からの指示を受けて

・メディア上で韓国の政治的立場を擁護

・米政府の非公開情報を韓国の情報当局者に伝える、

・米韓当局者の会合を仲介

などを行い、スー・ミ・テリー氏は韓国政府の「貴重な情報源」になっていたとされています。

情報提供の見返りに受け取った報酬

韓国当局は見返りとして、約3万7000ドルを支払っています。

また被告が勤務するシンクタンク「外交問題評議会(CFR)」の献金専用口座に振り込むことで、支払い元を隠せるとの考えだったとされています。

被告はさらに、

・ルイ・ヴィトンの3450ドル(約54万円)のバッグ

・ドルチェ・アンド・ガッバーナの2845ドルのコート

・ミシュランの星付きレストランでの食事

などを提供され、米韓のメディアに書いた論説の執筆料も受け取っていました。

引用:元CIA分析官、韓国「代理人」の活動で起訴 見返りにブランド品など

元 CIA アナリスト スー・ミ・テリー氏の経歴

テリー被告は韓国の首都ソウル生まれで米市民権を取得し、01年から米政府に勤務。

CIAの東アジア担当分析官を2008年まで務めた後、ブッシュ、オバマ両政権下の国家安全保障会議で日本や朝鮮半島担当の部門を率いました。

また脱北者の家族を追う、ドキュメンタリー「ユートピアを超えて」の制作にも関わってり、

CNNのインタビューで、北朝鮮の洗脳に関しての現状を訴えていました。

スー・ミ・テリー氏が直近執筆した記事

・2024年6月19日ロシアが北朝鮮と防衛協定を締結。これは何を意味するのか (共著)

・2024年5月 新たな三国関係は中国に対する最善の答えである

・2021年9月北朝鮮の核家族 金一家が核兵器を手に入れた経緯

CIA アナリスト スー・ミ・テリー氏のSNSアカウント

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