マスターカードが脅威インテリジェンス企業「Recorded Future」を26億5000万ドルで買収
2024年9月、クレジットカードの大手ブランドマスターカードは、アメリカの非公開企業である脅威インテリジェンス企業「Recorded Future」を26億5000万ドルで買収する事に合意したと発表しました。
マスターカードの買収の目的
マスターカードは本買収によりMastercardのサイバーセキュリティ機能を強化して決済システムを保護し、顧客にさらに包括的なサイバー防御を提供することを目指しています としています。
マスターカードは既にRecorded Futureと連携し、AIを活用したクレジットカードの不正使用やクレジットカード情報の漏洩検知サービスなどを提供しており、
2024年初めにこのサービスを開始して以来、不正使用されたカードが特定される割合は昨年に比べて2倍になったとしています。
脅威インテリジェンス企業「Recorded Future 」とは
Recorded Future は世界最大の脅威インテリジェンス企業であり、同社のHP上では「45 か国の政府と Fortune 100 企業の 50% 以上を含む、75 か国に 1,900 社以上の顧客を抱えています。」