サイバー攻撃(DDoS攻撃)で業務妨害した中国籍の夫婦を逮捕

サイバー攻撃(DDoS攻撃)で業務妨害した中国製の夫婦を逮捕

京都府警サイバー捜査課およびサイバー攻撃対策課は2024年11月27日、ウェブサーバーに対して大量のデータを送りつけるサイバー攻撃の一種「DDoS(ディードス)攻撃」を仕掛けたとして、電子計算機損壊等業務妨害の疑いで中国籍の2名の夫婦を逮捕したことを発表しました。

発生したサイバー攻撃の事案概要

  • 攻撃の種類:DDoS(Distributed Denial of Service)攻撃
  • 影響範囲:京都市中京区にあるスポーツジム紹介サイトのサーバー
  • 攻撃の期間:2024年9月2日 午前9時40分 ~ 午前10時10分
  • 結果:サーバーが過負荷状態となり、ウェブサイトが閲覧不能となる業務妨害が発生。

逮捕された容疑者について

  • 容疑者1:会社役員(35歳、中国籍、京都市下京区在住)
  • 容疑者2:無職の妻(36歳、中国籍)

府警の調査によると、中国籍の2名の容疑者は中国の大手ショッピングサイト上で「サイバー攻撃代行」を請け負う人物らに依頼し、DDoS攻撃を実行させたとされています。

動機と背景

容疑者の男性は、過去にこのスポーツジム紹介サイトを運営する会社で就業体験を行っていました。

2024年7月から8月にかけて、サイト運営に関する業務提携や資金提供を提案しましたが、合意には至りませんでした。府警は、この経緯が攻撃の動機につながった可能性があるとみています。

参照

京都新聞

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