国内・海外の子会社や買収した会社が増えるほど、各社の規程・チェックシート・評価方法は分かれていきます。各社から回答は集まっているのに、本社側が同じ物差しで比較できず、グループ全体のリスクを説明できない状態が生まれます。
本資料では、グループ会社ごとにセキュリティ基準がバラバラになる構造的な要因を整理したうえで、対策そのものではなく評価軸を統一するという考え方を解説します。
セキュリティ対策Labが2025年から2026年にかけて追跡・掲載したグループ会社関連のインシデント事例をもとに、海外拠点・グループ間ネットワーク・連結決算など、管理対象がどこまで広がるのかを整理しました。あわせて、グループ共通の評価カテゴリーの設計、リスクに応じたTierの考え方、評価から是正・証跡確認・再評価までを一巡させる管理サイクルを紹介しています。
各社の事情を尊重しながら、グループ全体のリスクを横並びで把握できる状態をつくりたい企業におすすめの資料です。
企画・編集:合同会社ロケットボーイズ(セキュリティ対策Lab) 協力:SecureNavi株式会社
資料概要(箇条書き)
- 国内子会社・海外子会社・買収会社で、セキュリティ基準が分かれていく構造的な要因
- 各社から情報を集めている状態と、グループ全体のリスクを把握できている状態の違い
- グループ会社で発生したインシデントの公表事例4社(デンソー、三浦工業、サッポロホールディングス、アイダエンジニアリング)から見る、管理対象の広がり
- デンソーが公表した海外拠点の事案を、2021年メキシコ・2022年ドイツ・2026年イタリア/モロッコと時系列で整理
- 三浦工業が公表した、海外グループ会社を起点にネットワークや保有情報へ影響が波及した事案の経路整理
- サッポロホールディングスの海外グループ会社2社で近接した時期に確認された事案、およびアイダエンジニアリングのアジア拠点のシステム問題が四半期決算手続に影響した事案
- 対策を統一することと、評価軸を統一することの違い
- 全社で統一しなくてよいものと、グループ横断で共通化しやすい管理プロセスの切り分け
- 本社がグループ全体のリスクを管理できているかを確認する5つの質問
- Governance・Identity・Data・Technology・Incidentの5カテゴリーによる共通評価軸の設計例
- リスクに応じてTierを設定し、要求水準を段階的に決める考え方
- 評価・リスク特定・是正・証跡提出・再評価まで、1サイクルを完了させる9ステップ
- Excel・メール中心の管理が、管理対象の増加とともに限界を迎える理由
- チェックシート管理からグループリスク管理へ移行するBefore/After
- グループセキュリティ管理を一つの基盤に統合するSecureNavi Controlの概要と導入ステップ
このような方におすすめ
- グループ全体のセキュリティガバナンスを統括している方
- 国内・海外の子会社や関連会社のセキュリティ評価を取りまとめている方
- M&Aで加わった会社のセキュリティ管理方式の扱いに悩んでいる方
- 各社から回答は集まるものの、横並びで比較できずに困っている方
- チェックシートの回収後、是正状況を追い切れていないと感じている方
- Excel・メールによるセキュリティ評価の管理に限界を感じている方
- 経営層や取締役会に対して、グループ全体のリスク状況を説明する必要がある方
- 情報システム部門・セキュリティ部門・リスク管理部門・内部監査部門の方
※本資料および本ページは、各社のガバナンス状況を評価するものではありません。公表情報から確認できるインシデントの事実のみを扱っています。また、紹介した事例について、特定の製品を導入していれば防げたと述べるものでもありません。