東北芸術工科大学がMicrosoft Teamsの設定ミスによるプロジェクト外のメンバーへ個人情報を公開

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東北芸術工科大学がMicrosoft Teamsの設定ミスによるプロジェクト外のメンバーへ個人情報を公開

東北芸術工科大学がMicrosoft Teamsの設定ミスによる、設定しているチーム以外の構成メンバーが個人情報を一時的に閲覧可能だった事を発表しました。

Teams 誤設定の概要

2024年12月19日、Teams内の検索機能を用いた際に、教職員の利用するチームに保存されていた学籍異動関係のデータ(要配慮個人情報を含む資料)が、チーム外の本学構成員にも閲覧できる状態になっていた。

公開の原因

Teams におけるプライバシー設定についての知識が不十分であったことによるものです。一部のチームにおいて、プライバシー設定を「プライベート」と設定すべきところを「パブリック」として設定していました。

閲覧可能な状態であったファイルの概要

1. 要配慮個人情報

  • 該当件数: 6件(25人分)
  • 閲覧可能な期間: 2024年9月21日 ~ 2024年12月19日

2. 個人情報

  • 該当件数: 894件
  • 該当人数: 785人
    • 学生: 673人
    • 教職員: 20人
    • 学外者: 92人
  • 含まれる情報: 氏名、メールアドレス等(要配慮個人情報は含まれない)
  • 閲覧可能な期間:
    • ファイルによって異なるが、最も古いものは2020年4月9日 ~ 2024年12月23日