
セキスイ健保組合は基幹システムの管理・運用を業務委託する一般財団法人 関西情報センターの再委託先業者である株式会社ヒロケイのランサムウェア感染により53,410人分の個人情報漏洩の可能性を発表しました。
個人情報漏洩の可能性についての概要
2024年6月3日にシステム開発を行うヒロケイのサーバがランサムウェアに感染し、一部のファイルが暗号化される被害が発生。
調査を進めていく中で一部のサーバ内に関西情報センターのデータが保管されている領域があり、その中にセキスイ健保組合に加入事実のある一部の方の個人情報を含むエラーログが含まれていたことを確認し、8月20日に関西情報センターより報告を受ける。
また外部からこのサーバへのアクセスの形跡を確認しており、検出された不正プログラムの特徴からデータが漏洩した可能性はあるが現時点でヒロケイから漏洩の報告はないとのこと。
漏洩した可能性のある情報
53,410人分の以下の情報が漏えいした可能性
・氏名
・保険証記号・番号
・生年月日
・性別
・住所
・健康診断結果
・特定保健指導該当状況
件数など調査中 センシティブな情報は含まれておらず2次被害も確認されていない。
ヒロケイのインシデントについて
ヒロケイのランサムウェア感染により、イトーキ健康保険組合やクボタ健康保険組合も個人情報漏洩の可能性を発表しています。
詳細はヒロケイの不正アクセスとランサムウェア攻撃による個人情報漏洩のまとめで解説していますので併せてご覧ください。