フォルクスワーゲンへランサムウェア「8Base」がハッキングとデータ窃取を表明

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フォルクスワーゲンへランサムウェア「8Base」がハッキングとデータ窃取を表明

ランサムウェア 攻撃 グループ「8Base(エイトベース)」がフォルクスワーゲンへハッキングとデータ窃取を表明しました。なお、フォルクスワーゲンは同グループの攻撃は既知であり、「この事件は周知の事実です。フォルクスワーゲン・グループのITインフラは影響を受けません。引き続き状況を注意深く監視していきます」とコメントしています。

ランサムウェア攻撃グループ8baseの主張

8Baseは、フォルクスワーゲンから

・請求書

・領収書

・会計書類

・個人情報

・証明書

・雇用契約書

・人事ファイル

など「膨大な量の機密情報」を盗んだと主張しています。

これらは9月23日にアップされ、30日が身代金支払い期限で期限を過ぎるとデータが公開される予定でしたが、

公開されませんでした。

8Baseのフォルクスワーゲンへのハッキングに関する主張

画像:SecurityWeek

フォルクスワーゲンの主張

SecurityWeekの質問にフォルクスワーゲンの広報担当者は「この事件は既知のものです、フォルクスワーゲン グループの IT インフラは影響を受けません。引き続き状況を注意深く監視していきます」と回答しています。

日本でも活動する8base

2024年6月に ランサムウェアグループの「8Base」が自身のリークサイトで、株式会社イセトーとニデックのグループ会社「ニデックインスツルメンツ株式会社」への不正アクセスとランサムウェア攻撃を行ったとする主張を発表しました。

同時期にイセトー社は大量の個人情報漏えいを各取引先から発表され、和歌山県は1年間入札の指名停止が言い渡されています。