江戸川区立中学校教員が生徒と私的SNSで連絡、定期試験情報も漏洩

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東京都江戸川区教育委員会は2026年1月21日、区立中学校で男性教員が勤務校の中学3年生徒とSNSなどを通じて私的なやりとりをしていたことに加え、定期考査に関する情報を漏洩していた事案が判明したと発表しました。教育委員会は「教育活動の根幹である信頼と公正性を損なう極めて遺憾なもの」として謝罪し、情報管理体制の強化やSNS利用に関する規範の再確認を全区立学校に周知するとしています。

通報を受けて調査、SNSでの私的連絡と試験情報の漏洩を確認

発表によりますと、2026年1月上旬に教員と生徒がSNSでやりとりしていることや、定期試験の内容が漏れている可能性があるとの通報があり、教育委員会が調査した結果、当該校の男性教員が第3学年の生徒とSNSや電話を通じて私的に連絡を取っていたことが分かりました。

区の発表では1月6日に判明したとしており、事案判明後は速やかに教員から事情聴取を行い、校内調査を開始。関係する生徒・保護者に経緯説明と謝罪を実施したとしています。

漏洩した情報は「社会科の問題の一部」 中間・期末の2回分

漏洩が確認されたのは、いずれも中学3年の2学期中間考査および2学期期末考査社会科の問題の一部です。報道によれば、当該教員は試験問題の一部を学校内で紙で直接渡したり、SNSで漏らしたりしていたとされています。

学習評価への影響を避ける措置、保護者会も開催

教育委員会は、漏洩情報を受け取った生徒について、学習評価で不当に有利にならないよう必要な措置をすでに講じており、その他の生徒の評価などに影響が及ぶことはないと説明しています。また、1月20日には当該校で全校保護者会を開き、経緯と再発防止策について説明したとしています。

教員は「励ましたかった」と説明、区教委は厳正対応へ

報道によると、男性教員は調査に対し「自分から連絡先を伝えた。反省している。生徒を励ましたかった」などと話したということです。教育委員会は当該教員の服務について厳正に対処するとし、再発防止に向けて情報管理の徹底と、教職員のSNS利用に関する規範の再周知を進める方針です。

参照

中学校の男性教諭、女子生徒に定期試験の問題漏洩 東京・江戸川区

2026年1月21日 区立中学校における生徒とのSNS等による交信及び情報漏洩