日本スウェージロックFST株式会社は2026年3月13日、同社サーバーがランサムウェアによるサイバー攻撃を受け、社内ネットワークシステムに不具合が発生していると公表しました。代表取締役名で出された案内では、今回の被害により同社宛ての電話、電子メール、FAXがつながらない状況になっていると説明しています。
3月10日午後以降、受注・出荷を含む全業務を停止
公表文によると、日本スウェージロックFSTでは2026年3月10日午後以降、受注、出荷および全ての業務を停止している状況です。単なる一部システム障害ではなく、営業実務そのものに影響が及んでおり、取引先にとっては注文処理や製品供給の停滞が直接的な問題になっています。現時点では業務再開日時は未定で、決まり次第改めて案内するとしています。
取引先との連絡手段も断たれた状態
今回の特徴は、受注や出荷停止に加えて、外部との主要な連絡手段も同時に使えなくなっている点です。電話、メール、FAXがつながらないと明記されており、取引先にとっては納期確認や緊急連絡すら取りにくい状態となっています。製造業や部材供給を担う企業でこの種の通信断が起きると、注文処理だけでなく、既存案件の進行管理や障害時の連絡にも支障が出やすく、影響は広がりやすいです。
現在は影響範囲と障害範囲を調査中
同社は、継続中の調査により障害の範囲や影響を適切に把握しながら、できる限り早急な復旧を進めるとしています。現段階では、情報漏えいの有無や、どのシステムまで侵害が及んだのかといった詳細は公表されていません。まずは事業継続に直結する業務停止の解消を急ぎつつ、被害範囲の特定を進めている段階とみられます。








