業務データを私用スマホに保存した陸自1等陸尉を処分

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業務データを私用スマホに保存した陸自1等陸尉を処分

陸上自衛隊伊丹駐屯地は、私有スマートフォンで業務データを記録したとして、中部方面総監部所属の1等陸尉(46歳)に対し、停職2日の懲戒処分 を下しました。

インシデントの概要

このセキュリティインシデントは、2024年10月30日に発生し内規で禁止されている私用の記録媒体への業務データの保存が行われたことが原因です。 同僚隊員の報告により発覚し、外部への情報流出はなかったとされています。 なお、処分を受けた人の処分は明らかになっていません。

疑似のインシデント

2024年には陸上自衛隊水陸機動団の隊員が防衛上の秘密データを指定されていないパソコンで扱っていたとして、40代の隊員を減給30分の1の懲戒処分されています。 能動的サイバー防御セキュリティクリアランス制度も閣議決定されました。公務員だけでなく重要インフラ指定の重要情報を扱う人間はセキュリティクリアランスの審査、取得を得る必要が出てきており、官民ともに機密情報の取り扱いに対する姿勢を変えていく必要があります。 参照 自衛隊の業務データを私有スマホに保存 陸自1等陸尉を処分 中部方面総監部   関連記事

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