静岡制御、12月の不正アクセスとランサムウェアによる個人情報漏洩は確認できず

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静岡制御、12月の不正アクセスとランサムウェアによる個人情報漏洩は確認できず

2024年12月、制御盤製作を行う株式会社静岡制御は不正アクセスとランサムウェア 被害を発表しました。2025年1月31日の最終報告では個人情報漏洩の痕跡がなく漏洩の可能性は極めて低いと発表しました。

不正アクセスとランサムウェア被害の経緯

  • 2024年12月17日:
    サーバー内データへのアクセス障害を確認し、ランサムウェア攻撃を受けたことを認識。同日中に端末をネットワークから切断し、システム運用を委託しているベンダーと連携して調査および復旧を開始。
  • 2024年12月17日:
    静岡県警サイバー犯罪相談窓口へ被害申告。
  • 2024年12月18日:
    ネットワーク機器のログ解析およびフォレンジック調査を専門会社に依頼。

漏洩した可能性のある情報

サーバには以下情報が保存されていたとしています。

・個人情報(従業員の住所・人事データ)

・取引先情報(会社名・ご担当者様 部署・氏名・電話番号)

・設計/製作データ

調査結果について

外部専門会社による調査の結果、被害サーバーに対して情報漏えいの痕跡が無いことと、

情報閲覧の痕跡がないことにより、情報漏えいの可能性は極めて低いと考えられ

また、現時点では外部に不正に公開されている事実や、二次被害の報告も発生していないとのこと