
コロナが終息してもウェビナーは活発に行われ、マーケティング施策の1つとして認識され始めました。
今回は年間30回以上のウェビナーを支援している弊社がウェビナーの集客方法と成功に導くポイントを解説していきます。
目次
ウェビナーを成功に導くには?
ウェビナーを成功に導くには、以下2点になります。
集客したいターゲットを決める
ホリゾンタル系のサービス・商品の場合は、職種や会社の規模、担当者の役職 バーティカル系は、担当者の役職や所属部署、職務内容などを考慮してウェビナーのターゲットを決めます。
一般的に大企業の部長以上への新規リーチは難しく、またバーティカル系の場合 媒体が限られてくるので、もしそういった層へウェビナーでリーチしたいなら、施策としてそもそも正しいか?を考える必要もありますのでご注意ください
すぐに架電する
ウェビナー後のアンケートで資料送付や説明の希望などを設定し、
希望された方には翌日に架電します。
また説明を希望されない方にも架電を実施し、ニーズの有無を確認していきます。
やはり架電は必須なので、自社でリソースが存在しない場合は架電リソースを一部外注する事も
必要になります。
ウェビナーの集客力は何で決まる?
ウェビナーの集客力は
登壇者の知名度 ✖︎内容✖︎告知数
になります。
残念ながら、企業・登壇者共に業界で知名度がない場合、有料・無料問わず様々な方法で告知するしかありませんし、
自社が大手の場合でも、告知内容とウェビナーの内容に乖離があったり、ユーザーが求める内容でない場合は、途中で離脱されたり、ウェビナー後のアポ率が低下します。
費用を支払って、有名な登壇者へ登壇依頼をする事も可能ですが、講演料はピンキリですし人気講師はそもそも登壇してくれない可能性もあります。
こういった変数を加味しながら、ウェビナーの内容、告知媒体、登壇者を決定していきます。
集客媒体について
集客媒体については、様々なですが無料媒体だとウェビナーの内容と会社or講師の知名度に依存し、バーティカル領域であればあるほど、媒体が限られてきます。
無料の集客媒体
無料の集客媒体は以下になります。
Connpass
主に情報システム部門やソフトウェアエンジニア向けのイベント集客に利用可能です。
上記が集客対象でなければ、別の集客媒体をおすすめします
TechPlay
IT系のマーケティング担当、やシステムエンジニアの集客に利用可能です
Connpassでイベントを告知していれば、自動TechPlayでも集客されますが、
TechPlayでも告知をする事をお勧めします。
ピーテックス
ピーテックスはIT系や職種を問わず様々なウェビナーの集客が可能です。
無料でも告知可能ですし、有料で告知メルマガの配信も可能です。
有料の集客媒体
以下から有料の集客媒体になります。費用は100万〜500万まで様々です。
IT Media(アイティメディア)
IT Media(アイティメディア)はIT系やDX系のWeb媒体を持っており、
その媒体での告知やメルマガで集客が可能です。
費用は30万〜500万まで様々ですが、セミナー集客の専用プランもあります。
ビズオーシャン
ビズオーシャンはエクセルやパワーポイントのテンプレートサイトで
その会員へ集客が可能です。プランによっては成果課金型も存在します。
チャットワーク(Chatwork)
チャットワーク(Chatwork)はチャットワークの会員向けにメルマガ、バナー広告の配信が可能です。 職種や業種、会社の大きさなどで細かいセグメントも対応でき中小企業向けの告知の場合はお勧めです。
日経系媒体
日経クロステック、日経クロスマーケティングなどで日経系のWeb媒体では、集客プランが存在します。役職者かつターゲット職種が決まっているのであればお勧めですが他の媒体より比較的高額になります。
その他業界専門誌
介護向けなら高齢者住宅新聞社や保育園向けならパステルIT など
各業界や業種に特化したWebや紙面媒体が存在し、その媒体で紙のDMやメルマガ
での集客プランが存在します。
講師の外注
講師の外注講師を外注すれば,その方の知名度を利用して集客が出来るようになります。
会社所属の方へ依頼する場合と専門の講師へ依頼する場合の2つがあります。
会社所属の方へ依頼する
会社に所属している業界の有名人へ講師を依頼します。両社でターゲットの部署や業界が同じで、領域が重複しない商材の場合は効果を発揮します。 例えば、
ターゲットの部署:情報システム部 A社の商材:MDMB社の商材:ウイルス対策ソフトなどです。
講師料は対象の企業が、副業を認めているか?などによりますが5万〜40万円、場合によっては、ウェビナーで商材宣伝を許可して講師料を無料にする事も可能です。
専門の講師へ依頼する
イメージとして、各種展示会やエキスポで専門家として基調講演をされている方が 対象となります。 講演料は100万〜500万まで、その人によって金額が大きく上下します。 知名度があるため、集客人数は期待できますがターゲットのリード獲得に寄与しない場合も あるので、選定には注意が必要です。