HOYAへのサイバー攻撃でHunters Internationalが犯行声明
レンズなどを製造する光学機メーカーのHOYAは2024年4月に大規模なサイバー攻撃を受け、商品の出荷停止に見舞われました。当初からこのサイバー攻撃にはランサムウェア攻撃グループのHunters International(ハンターズ インターナショナル)が関わっていると指摘されていましたが、
2024年7月にダークウェブ上にあるHunters International(ハンターズ インターナショナル)の被害者リストにHOYAが掲載されたと、海外セキュリティ企業「Hack Manac」が指摘しました。
なお、ランサムウェア攻撃グループは自身の功績を大袈裟に表現する場合もあり、現段階で本件をHOYAへ問い合わせするなどの行為はお控えください。
Hunters InternationalがHOYAへのサイバー攻撃で窃取したとされる情報
漏洩されたデータは、主に以下になります。
・機密情報
・研究開発データ
・技術的な図面
・運転者の情報データ(drivers’ information database)
・個人識別情報
・人事データ
・上級管理職データ
・臨床研究開発データ
・生体認証データ
など
推定2TB(1,771,224ファイル)に上るとされています。
画像引用:「Hack Manac」
HOYAの身代金など
ファイルの復号化ツールと盗まれたファイルの公開を防ぐために、1,000万ドルの身代金が要求されましたが、現在のところはHOYAは支払いを拒否したと思われます。
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