HOYA、システム障害はサイバー攻撃が起因している事を公表

2024年4月4日にHOYA株式会社が2024年3月30日から発生しているシステム障害について、サイバー攻撃である事を発表しています。なお、現在機密情報と個人情報の流出は確認中です。

事実の概要及び経緯

2024 年 3 月 30 日未明、海外の事業所においてシステム挙動に不信な点あったことか
ら調査をしたところ、グループの国内外の事業所においてシステム障害が起きてい
ることを確認

システム障害の対応を行うとともに関係当局へ報告。
外部の専門家を交えた調査の結果によれば、本件は第三者による当社サーバーへの不正アクセスに起因する可能性が高いとみられています。

同社が保有する機密情報や個⼈情報の外部流出の可能性について調査中としています。

適時開示基準に該当する業績への影響はなし(2024年5月15日追加)

以下の通り今後の見通しとして、今回のサイバー攻撃が業績に影響は発生しないとしています。

今後の見通し
本件による適時開示基準に該当する業績への影響はありません。ご参考までに、本件の主
な影響としては、2025 年 3 月期のメガネレンズの売上収益が前年度比横ばいと、売上成長
率が低下する見込みであり、
当該影響は主に 2025 年 3 月期第 1 四半期(2024 年 4 月~6 月)
に発生する見通しです。しかしながら、前期に在庫調整の影響を受けていた HDD 基板や半導
体用ブランクスの復調により、2025 年 3 月期の連結業績は堅調に推移する見通しです。

HOYA株式会社のサイバー攻撃被害事例

・2019年にタイの工場で、100台程度のパソコンがウイルスに感染し、3日間生産が停止しました。

・2021年には、アメリカの子会社社、Hoya Optical Labs of America, Inc.がサイバー攻撃を受け、ランサムウェア攻撃集団(Astro Team)から犯行声明が出ていました。

HOYA株式会社 公式リリース

当社グループにおけるシステム障害について

当社グループにおけるシステム障害について(続報)

当社グループにおけるシステム障害について(続報)(5月13日発表)

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