ハッカーがMITテクノロジーレビューへサイバー攻撃を主張 29万件のデータを窃取

ハッカーがMITテクノロジーレビューへサイバー攻撃を主張 29万件のデータを窃取

Intel Brokerとして知られるハッカーが、サードパーティーの脆弱性を介して 雑誌「MIT テクノロジーレビュー」から 290,762 人の個人情報を盗んだと主張しています。

Intel Brokerが窃取した個人情報

Intel Brokerは290,762 人の個人データを盗んだと主張しておりこのデータは、同ウェブサイトのニュースレター購読者リストである可能性があり、本日早朝、人気のサイバー犯罪プラットフォームである Breach Forums に投稿されていました。

漏洩した情報で、個人を特定できる情報は以下が漏洩しています。

・フルネームの指名

・活動日

・教育の詳細

・メールアドレス

Intel Brokerが窃取した個人情報

画像:Hackers Leak 300,000 MIT Technology Review Magazine User Records

Intel Brokerはノキアやシスコシステムズへのサイバー攻撃も主張

Intel Brokerは直近でノキアシスコシステムズへの不正アクセスとデータ盗難を主張しています。

ノキア(Nokia)へのサイバー攻撃

ハッカー Intel Broker の投稿によると、盗まれたデータには、

・SSH キー

・ソース コード

・RSA キー

・Bitbucket ログイン情報、

・SMTP アカウント

・Webhook

・ハードコードされた認証情報など

が含まれています。これらすべての項目により、内部システムへのさらなる不正アクセスが可能になったり、他の種類のサイバー攻撃が容易になったりする可能性があります。

シスコシステムズへのサイバー攻撃

以下のデータを窃取し販売していました。

  • Githubプロジェクト
  • Gitlabプロジェクト
  • SonarQubeプロジェクト
  • ソースコード
  • ハードコーディングされた資格情報
  • 機密文書
  • Jiraチケット
  • APIトークン
  • AWSプライベートバケット

なお、現在仲介者を通して仮想通貨 Monero (XMR) と引き換えにデータを販売しています。

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