
2024年9月1日にロンドン交通局(TfL)に対して行われたサイバー攻撃に関連して、コンピューター不正使用法違反の疑いで17歳の少年が逮捕された。
ロンドン交通局へのサイバー攻撃について
ロンドン交通局は9月1日にサイバー攻撃を受け、その拡大を防ぐためにさまざまなITシステムをシャットダウンまたはアクセス制限したことを明らかにした。
この攻撃により市内の交通サービスは中断されなかったものの、交通局のスタッフが使用する社内システム、オンラインの顧客対応システム、および払い戻しを行う機能に影響が及んだ。
この攻撃により、障害者にドアツードアの交通手段を提供するTfLのDial-a-Rideサービスにも継続的な障害が生じています。
このサイバー攻撃に関連して、17歳の少年が逮捕され尋問を受け現在は釈放されたとのこと
漏洩した可能性のある情報
9月12日 ロンドン交通局は特定の顧客データがアクセスされたことを公表しました。
これには、一部の顧客の名前と連絡先情報、提供された電子メール アドレスや自宅住所などが含まれまています。
また、一部の カード払い戻しデータにアクセスされた可能性あり、限られた数の顧客 (約 5,000 人) の銀行口座番号と支店コードが含まれる可能性があるとしています。