株式会社コバヤシは、同社サーバーに対する第三者の不正アクセスにより、サーバー内の情報が窃取された事実を2025年11月4日に確認しました。
11月6日付の公表によると、今回の事案ではランサムウェアによる暗号化やシステム停止といった被害は発生しておらず、受発注や出荷を含む通常業務への影響は確認されていません。同社は外部のセキュリティ専門会社と連携して事実関係の精査を進めるとともに、警察および個人情報保護委員会へ報告を行っています。
現在判明している状況
現時点で、流出した情報が実際に不正利用された事象は確認されていません。
一方で、窃取されたデータを悪用したフィッシングメールや不審な連絡が発生する可能性があるため、同社は関係者に対し注意喚起を行っています。調査は継続中であり、詳細が確定し次第、同社ウェブサイトや個別通知で速やかに案内するとしています。
ハッカー グループ World Leaksが犯行声明
2025年11/4頃、ハッカー グループ World Leaksが犯行声明を発表しており、3.2TBのデータを窃取したと主張しリークサイト上で公開しています。
一方ハッカーやランサムウェアグループは自身の功績を大げさに吹聴する場合もあり、本犯行声明が事実かは注意が必要です。

World Leaksとは
World Leaksは、2025年1月にHunters Internationalから改名し、以降はデータ窃取と脅迫に特化した攻撃を行っています。
これまでに49の組織からデータを公開しており、その一部はSonicWall社製の旧型VPN機器「SMA 100」の既知の脆弱性を悪用して侵入したことが確認されています。
Googleの脅威インテリジェンス部門やマクニカなどのセキュリティベンダーも、このグループの活動に関する調査を進めています。








