LockBit(ロックビット)の開発者が米国へ送還

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LockBit(ロックビット)の開発者が米国へ送還

2025年3月13日、ロックビット(LockBit)ランサムウェアグループの開発者とされるロシアとイスラエルの二重国籍を持つロスティスラフ・パネフ(Rostislav Panev)容疑者が、米国ニュージャージー州に送還されました。これは、国際的なサイバー犯罪に対する厳格な法的対応の一環であり、サイバーセキュリティにおける大きな進展といえます。

LockBit(ロックビット)とパネフ容疑者の概要

パネフ容疑者は、2019年頃から2024年2月までLockBit(ロックビット) ランサムウェアの開発に関与していたとされます。ロックビットは、世界120カ国以上で2,500件以上のサイバー攻撃を行い、被害額は総額5億ドル以上に上るとみられています。攻撃対象には病院、学校、非営利団体、政府機関、インフラ関連組織などが含まれており、甚大な被害が発生しています。

日本でも徳島県のつるぎ町立半田病院や名古屋港へのサイバー攻撃で話題となりました。

パネフ容疑者は、LockBit(ロックビット)の重要ン開発者として、マルウェアコードの設計やインフラの管理に従事。さらに、パネフ容疑者のPCからは、LockBit(ロックビット)のマルウェアビルダーのソースコードや、データ窃取ツール「StealBit」のコード、さらにダークウェブ上のコントロールパネルの認証情報が発見されました。

暗号資産による報酬と犯行の手口

捜査の結果、LockBit(ロックビット)の主導者であるとされるディミトリー・ユリエヴィチ・ホロシェフ(Dmitry Yuryevich Khoroshev 通称:LockBitSupp)容疑者から、パネフ容疑者に対して月10,000ドル相当の暗号資産が送金されていたことが判明。

送金額は合計で約23万ドルに上ります。

パネフ容疑者はイスラエルでの取り調べにおいて、自身がマルウェアコードの作成、ウイルス対策ソフトの無効化、ランサムノートの自動印刷などの開発を行っていたことを認めています。