TeamViewerがWindows クライアントの権限昇格の脆弱性を修正(CVE-2025-0065)

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TeamViewerがWindows クライアントの権限昇格の脆弱性を修正(CVE-2025-0065)

TeamViewerがWindows クライアントの権限昇格の脆弱性(CVE-2025-0065)を修正しました。パッチはリリースされているのでアップデートする事をお勧めします。

脆弱性 CVE-2025-0065の対象バージョンとアップデートバージョン

製品名 影響を受けるバージョン 対策済みバージョン
TeamViewer フルクライアント (Windows) 15.62未満 15.62以上
TeamViewer フルクライアント (Windows) 14.7.48799未満 14.7.48799以上
TeamViewer フルクライアント (Windows) 13.2.36226未満 13.2.36226以上
TeamViewer フルクライアント (Windows) 12.0.259319未満 12.0.259319以上
TeamViewer フルクライアント (Windows) 11.0.259318未満 11.0.259318以上
TeamViewer ホスト (Windows) 15.62未満 15.62以上
TeamViewer ホスト (Windows) 14.7.48799未満 14.7.48799以上
TeamViewer ホスト (Windows) 13.2.36226未満 13.2.36226以上
TeamViewer ホスト (Windows) 12.0.259319未満 12.0.259319以上
TeamViewer ホスト (Windows) 11.0.259318未満 11.0.259318以上

脆弱性 CVE-2025-0065の概要

この脆弱性はCVSS 3.1の評価で7.8です。

TeamViewer クライアントの Windows 版バージョン 15.62 以前の TeamViewer_service.exe コンポーネントにおける引数区切り文字の不適切な無効化により、Windows システム上でローカルの非特権アクセス権を持つ攻撃者が引数の挿入によって権限を昇格できる可能性があります。

なお、幸いなことにTeamViewer は「この脆弱性が実際に悪用された、または悪用されているという兆候はありません」とコメントしています。