ランジェリーブランド Victoria’s Secretがセキュリティインシデントを公表 一部サービスを停止し復旧対応中

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ランジェリーブランド Victoria's Secretがセキュリティインシデントを公表 一部サービスを停止し復旧対応中

2025年5月29日、米ランジェリーブランド大手のVictoria’s Secretは、セキュリティインシデントの発生を受けて、公式ウェブサイトおよび一部の店舗サービスの運用を停止したことを明らかにしました。同社は現在、インシデントの調査と復旧作業を24時間体制で進めているとしています。

ウェブサイトと一部店舗機能が一時停止

同社によると、インシデントの発見を受けて顧客への影響を最小限に抑えるため、予防的措置として複数のオンラインサービスを停止しました。具体的な被害の内容や不正アクセスの有無、漏えいした情報の範囲などについては現時点では明らかにされていません。

復旧作業については「完全な復旧に向けて、24時間体制で作業を進めている」と説明し、安全が確認され次第、段階的にサービスを再開する方針です。

実店舗は通常営業を継続

なお、Victoria’s Secret および PINK ブランドの実店舗については通常通り営業を継続しており、顧客には店舗での買い物を利用するよう呼び掛けています。現場スタッフもインシデントへの対応に関する案内を行っている模様です。

顧客への呼びかけと注意喚起

同社は「ご迷惑をおかけしておりますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます」とし、今後の進展や調査結果については、必要に応じて適宜公表するとしています。

セキュリティインシデントの全容は現在調査中ですが、顧客としては万が一に備えて、不審なメールや通知への注意、アカウント情報の確認・変更などを行うことが推奨されます。

https://ja.victoriassecret.com/jp/