ワシントンホテル、第3報でランサムウェア被害の状況を更新 通常営業継続も調査は継続中

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ワシントンホテル、第3報でランサムウェア被害の状況を更新 通常営業継続も調査は継続中

ワシントンホテル株式会社は2026年4月6日、2月14日に公表していたランサムウェア感染被害について第3報を公表しました。今回の続報では、すべてのホテル、直営飲食店舗、宴会場が通常営業を継続していること、決済機能も正常稼働していること、そして現時点で顧客個人情報の漏えいやダークウェブ上での公開は確認されていないことが示されました。

何が起きたのか

同社は初報で、2026年2月13日22時ごろに一部サーバーでランサムウェアによるものと思われる不正アクセスを検知し、一部サーバーへの侵入を確認したと公表していました。これを受けて外部ネットワークを遮断し、2月14日に対策本部を設置したうえで、警察や外部専門家と連携しながら、被害範囲や情報流出の有無、復旧対応の調査を進めてきた経緯があります。

今回の第3報は、その後の進捗を示すものです。

現在の営業状況

第3報でまず強調されたのは、ホテル運営への影響が限定的だという点です。同社は、すべてのホテルと直営飲食店舗、宴会場で通常営業を継続しており、宿泊、飲食、宴会場利用のいずれでも重大な影響は確認されていないとしています。現金、クレジットカード、QR決済を含む決済機能も正常に稼働していると明記しました。

ただし、安全確保の観点から一部ネットワーク制限は続いており、その影響で顧客対応に通常より時間がかかる場合があるとしています。つまり、表向きのサービス提供は維持している一方で、社内側では防御と復旧を優先した制限運用が続いている状況です。

個人情報への影響

個人情報への影響について、ワシントンホテルは現時点で顧客情報への不正アクセスは確認されていないと説明しています。会員組織 ワシントンネット の顧客情報は別会社が管理するサーバー上に保管されており、そのサーバーへの不正アクセスは確認されていません。また、外部予約サイト経由の顧客情報についても、同社フロントシステムは外部事業者が管理するクラウド環境を利用しており、当社環境への不正アクセスは現時点で確認されていないとしています。

業務データと復元状況

一方で、社内業務で使っていたファイルについては影響がありました。第3報では、ExcelやWordなどの管理業務用ファイルについて、バックアップデータから復元可能であることを確認し、順次復元を進めているとしています。