
Windowsのゼロデイ脆弱性(CVE-2024-49138)のPoCエクスプロイトが公開されました。ゼロデイ攻撃に悪用される可能性があるので、未対応者は今すぐ対応する事をお勧めします。
脆弱性 CVE-2024-49138の対象
Windows Common Log File System (CLFS) ドライバーに影響する脆弱性でCVSS スコア 7.8 となります。脆弱性を悪用しサイバー攻撃者が影響を受けるデバイスで SYSTEM 権限を取得できるようになります。
なおこの脆弱性のパッチは 2024 年 12 月の Patch Tuesdayですでに適用されています。
POCエクスプロイトの影響
PoCエクスプロイトを公開したセキュリティ研究者の MrAle_98 氏は
この脆弱性は「Windows 11 23H2 でテスト済み」としており、最新の Windows バージョンに影響を及ぼす可能性があることを示唆しています。
ゼロデイ攻撃への悪用
CrowdStrike は、脅威アクターによってこの脆弱性が積極的に悪用されている事を検出しています。
また、今回のPoCでより悪用の可能性が上がりますので、パッチ未適用の方は早急に対応する事をお勧めします。