「腕試ししたかった」中学生がコンピューターウイルス作成と不正アクセス
2024年11月26日、福井署(福井県福井市)と福井県警サイバー犯罪対策課は、自作のコンピューターウイルス(マルウェア)を他人のパソコンに感染させたとして、埼玉県在住の男子中学生(当時14歳)を不正指令電磁的記録供用、不正アクセス禁止法違反などの疑いで書類送検したことを発表しました。
事案の詳細
1. 書類送検容疑
- 実施日:2024年4月1日
- 内容:
- 福井県内の10代男性のパソコンにマルウェアをダウンロードさせて感染。
- ウェブサービスのIDやパスワードを不正に取得し、自身のパソコンに保管。
- 別件:2024年10月11日、自作の別のマルウェアを自身のパソコンに保管。
2. 犯行動機
- 中学生は「独学でウイルス作成を学び、腕試しがしたかった」と供述しており、好奇心や技術の試行が動機であったとされています。
被害状況と対応
- 被害者:福井県内に住む10代男性
- 名前や住所といった個人情報がSNS上で公開されており、男性は2024年4月に福井県警へ相談を行っていました。
- 被害内容:ウェブサービスのログイン情報(ID、パスワード)などが不正に取得される。
- 県警の対応:相談を受けた後、事案を調査し、書類送検に至る。
参照