近畿大学病院がサポート詐欺で個人情報漏洩の可能性を発表

2024年5月13日近畿大学の産婦人科に勤務する40代の非常勤医師が私物のパソコンで芸能ニュースを閲覧していたところ、サポート詐欺の被害を受けパソコン内のデータは、詐欺側が入手可能な状態だった。現時点では個人情報の悪用は確認されていないとしている。

漏洩した可能性のある個人情報

近畿大学病院産婦人科で出産した患者2003人分の氏名や診察情報

現段階では悪用や2次被害は確認されていない。

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情報漏洩の経緯

2024年2月に男性医師の常勤先である大阪府済生会富田林病院で勤務中私物のパソコンで芸能ニュースを閲覧していたところ「ウイルス感染」を示す警告メッセージが表示される。

指示に従って操作しているうちにパソコンが遠隔操作され、ウイルス除去の名目でプリペイドカードを購入させられるサポート詐欺の被害を受ける。

3月4日、医師から報告を受けた富田林病院の調査で、近畿大学病院の産婦人科で出産した患者2003人分の氏名や診察情報が医師のパソコンに無断で保存されていた事が判明。

なお、医師は近畿大学病院から患者情報の一部を利用する研究の承認を大学側から受けていたが、氏名や患者の情報などの持ち出しは許可されていなかった。

同月8日に近畿大病院に報告があり、13日に近畿大学が発表

引用:日経新聞

富田林病院

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