ヤマシタは2026年3月30日、福祉用具レンタルサービスの提供に関連する業務の一部を委託していた東山産業で、2026年3月10日にランサムウェアによる不正アクセス被害が発生し、ヤマシタの福祉用具レンタルサービスを利用している一部顧客の個人情報が漏えいした可能性があると公表しました。
概要
今回の事案は、ヤマシタが業務委託していた東山産業で発生したランサムウェア被害に端を発しています。ヤマシタの説明によると、東山産業は2026年3月10日に不正アクセス被害を受け、その結果、同社に提供していたヤマシタの福祉用具レンタルサービス利用者の一部個人情報について、漏えいの可能性があるとの報告がヤマシタへ行われました。
漏えいした可能性がある情報
ヤマシタが示した漏えい可能性のある情報は、氏名、電話番号、住所の3項目です。公表文では、これ以外の情報項目については触れておらず、現時点で確認されている範囲はこの3つに限られています。
ヤマシタが利用者に求めている注意点
ヤマシタは、見知らぬ番号からの不審な電話やメールに対し、個人情報や金融情報を伝えないよう呼びかけています。また、ヤマシタの担当者を名乗る不審な連絡があった場合は、営業所や担当者へ速やかに連絡するよう案内しています。
情報システム部門が押さえるべきポイント
今回の事案で重要なのは、被害の起点が委託先にあった点です。自社システムが侵害されていなくても、業務委託先でランサムウェア被害が起きれば、自社が保有する顧客情報の漏えいリスクに直結します。とくに福祉、医療、介護のように外部事業者と連携してサービスを提供する領域では、委託先のセキュリティ水準がそのまま自社の個人情報保護水準に影響します。これは今回のリリースから読み取れる実務上の示唆です。








