
九州で賃貸管理業を行う株式会社別大興産はランサムウェア 攻撃などのサイバー攻撃を受け、個人情報漏洩の可能性を発表しました。
不正アクセスとランサムウェア攻撃の概要
2024年10月24日(木)7:40頃、管理するサーバ等のデータベースに対して、外部からサイバー攻撃が行われ、その結果、サーバ等が使用できない状態となる。画面には不正アクセスによってデータを使用できなくしたこと、個人情報を含むデータを複製したこと、金銭を支払わないとデータを第三者へ売却することを示す内容が表示されており、個人情報の漏えいが疑われる状態となっている。
なお、従業員が使用しているパソコン端末では被害は発生していない。
漏洩した可能性のある個人情報
以下個人情報が漏えいした可能性があり、対象件数は調査中で不明
- 賃貸物件の入居者および契約者
- 過去の契約者や退去者(連帯保証人や親族を含む)
- 公営住宅の申込者および代理人
- 賃貸物件のオーナーや不動産取引の顧客情報
- 売買契約を行った顧客や法人
- 従業員情報
- 現在および過去在籍していた従業員
- 企業主導型保育所「B-kids」の入所者および保護者
なお、同社はクレジットカード情報を保持していないことを明言しています。
原因は不明
ログ解析を実施している段階であり原因の特定には至っていない
大分県の複数の市営住宅で個人情報漏洩の可能性
別大興産のサイバー攻撃とランサムウェアで大分県の複数の市営住宅が個人情報漏洩の可能性を発表しました。