東京損保鑑定株式会社の不正アクセスとランサムウェアの被害 まとめ

セキュリティニュース

投稿日時: 更新日時:

東京損保鑑定株式会社が不正アクセスとランサムウェアの被害を報告

損害鑑定、評価鑑定を行う東京損保鑑定株式会社が不正アクセスランサムウェアの被害を報告しました。

不正アクセスとランサムウェア感染の概要

2024年8月29日にランサムウェア被害の事実を認識した直後より、対策本部を設置のうえ、セキュリティ専門調査会社や、弁護士など、外部専門家の助言を受けながら、被害の全容把握、被害拡大防止、復旧対応および調査を実施中

漏洩の可能性のある個人情報

  • 取引先から受託した個人情報

    • 契約者情報(契約者・被保険者の氏名、住所、電話番号、証券番号、契約内容、事故概要 など)
    • 事故関係者情報(氏名、住所、電話番号、事故概要 など)
    • 損害保険業務関係者情報(鑑定業務の委託情報 など)
  • 同社が保有する個人情報

    • 従業員情報(91名分:氏名、住所、電話番号、メールアドレス、社員番号、金融口座情報、勤怠情報、健康診断情報 など)
    • 採用候補者情報(60名分:氏名、住所、経歴、電話番号、メールアドレス など)
    • 取引先担当者情報(約6,400名分:氏名、会社名、肩書、勤務先メールアドレス、電話番号 など)

個人情報の漏洩や原因

セキュリティ専門会社の調査によると、本件の原因は、UTM機器へのブルートフォース攻撃後に、当社サーバにRDP接続によって侵入され、ランサムウェアの実行によりファイルの暗号化及びドライブの暗号化された

損害保険ジャパン株式会社が東京損保鑑定の不正アクセスとランサムウェアで個人情報漏洩の可能性を発表

損害保険ジャパン株式会社が、損害調査業務の委託契約を締結している東京損保鑑定の不正アクセスとランサムウェアの被害により個人情報漏洩の可能性を発表しています。

東京海上日動火災保険株式会社が約7万2千件の個人情報の漏洩の可能性

東京海上日動火災保険株式会社が、損害調査業務の委託契約を締結している東京損保鑑定株式会社の不正アクセスとランサムウェアの被害により約 72,000 件の個人情報漏洩の可能性を発表しました。

三井住友海上火災保険が個人情報の漏洩の可能性を発表

MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険株式会社は、保険金支払時に損害調査業務等の一部を委託している東京損保鑑定株式会社の、不正アクセスとランサムウェア被害で個人情報漏洩の可能性を発表しました。

日新火災海上保険株式会社が個人情報の漏洩の可能性を発表

日新火災海上保険株式会社は、損害査定業務を一部委託していた東京損保鑑定株式会社において、ランサムウェア被害が発生し、情報漏洩の可能性があることを公表しました。

共栄火災海上保険が個人情報の漏洩の可能性を発表

共栄火災海上保険が業務を委託する東京損保鑑定株式会社において、不正アクセスによるランサムウェア被害が発生し、顧客情報が漏えいした可能性があることを発表しました。