
不正閲覧など機密情報が漏洩した可能性
JAXAの内部調査によると、不正閲覧などの被害を受けたのは、米マイクロソフト社のクラウドサービス「マイクロソフト365(M365)」。関係者によると、M365に保管されていた1万を超えるファイルが流出した可能性がある。 このうち1千超が外部の企業や組織から提供を受けたもので、秘密保持契約を結んだ米航空宇宙局(NASA)や欧州宇宙機関(ESA)、トヨタ自動車、三菱重工、防衛省など40超の組織も含まれていた。 引用 理事長らのアカウントも乗っ取り JAXAへの攻撃、幹部権限標的かどこの国がサイバー攻撃を行ったかは未記載
どこの国がサイバー攻撃を行ったか、記載されていませんが過去の経緯から中国である可能性があります。中国の国家戦略と航空宇宙産業
2015年5月に中国は自国発展の戦略として「中国製造2025」を発表し 「3ステップ」で製造強国になるという戦略目標の実現を図ると目標にしています。
中国はこの戦略に該当する分野は、合法、非合法問わず積極的に投資しており企業スパイや不正アクセスによる情報窃取を積極的に行っています。「中国製造2025」の概要
ステップ1では,2025年までに製造強国の仲間入りを果たし, ステップ2では,2035年までに製造強国の中位レベルに到達する。 ステップ3では,建国100周年の2049年までに製造強国の先頭グループに入るとの目標を掲げている。
中国製造2025の重点プロジェクト
「中国製造2025」に記載されている10大産業分野は特に日本が得意としている ・航空宇宙設備 ・省エネルギー ・新素材、バイオが含まれており、こういった分野に該当する日本企業には中国が手段問わず国家的に情報窃取する可能性が高い。