株式会社アイネット、取引先のベル・データの不正アクセスにより情報漏洩の可能性

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株式会社アイネット、取引先のベル・データの不正アクセスにより情報漏洩の可能性

株式会社アイネット(東証プライム:9600)は取引先のベル・データ株式会社の不正アクセスランサムウェア感染被害により情報漏洩の可能性を発表していましたが、13日の続報で取引先216件の情報が漏洩した可能性とベル・データからの情報共有不足について、遺憾の意を表明しました。

漏洩発生の背景

ベル・データ株式会社のサーバーから、株式会社アイネットに関連する取引情報が外部に漏洩

問題発生は 2024年9月19日 であり、通知を受けたのは 2024年12月3日。

なお、株式会社アイネットは以下の通りベル・データの情報共有に関する不足に関して懸念を表明しておりリリースで強く他社を批判するのはあまり見かけない事例となっています

弊社は、ベル・データ様に対して、漏洩情報が今回受領分以外に存在しないのか、再度、徹底的に
調査するよう、強く要請しております。
ベル・データ様のサーバーより内部情報の漏洩が発生した 2024 年 9 月 19 日から、2024 年 12 月
3 日付けの通知を同日の夕刻に受領するまで、弊社との取引情報が外部に漏洩したかどうかについ
て、同社より一切の情報提供がございませんでした。弊社は、強い遺憾の意を表明し、同時に同社
に対して抗議をして参りました。今後も、追加情報の提供を強く求めていきます。

 

漏洩した情報

取引情報総数: 216件の以下情報が漏洩

顧客に関する情報

      • 社名: 11社
      • 従業員情報(名前・メールアドレス): 11件
      • IP情報: 12件(うち5件は既に無効、7件はローカルアドレスで影響軽微)

自社情報

    • 社名、従業員情報(名前・メールアドレス): 157件