
2024年7月19日 アメリカのロサンゼルス郡上級裁判所がサイバー攻撃とランサムウェア攻撃により一時的に閉鎖することを発表しました。
サイバー攻撃によりシステム修復・再起動の為閉鎖
ロサンゼルス郡高等裁判所は、2024年7月22日(火)に閉廷します。7月19日(金)朝に最初に検出されたランサムウェア攻撃により、ネットワークシステムに深刻な影響が出たため、システムの修復と再起動を進めています。この閉廷は、ロサンゼルス郡全域の36の裁判所所在地に適用されます。
サマンサ・P・ジェスナー主席判事は、「裁判所は金曜日に前例のないサイバー攻撃を受け、被害を封じ込め、情報の完全性と機密性を保護し、将来のネットワークの安定性とセキュリティを確保するために、ほぼすべてのネットワークシステムをシャットダウンする必要がありました。裁判所は復旧フェーズに向けて迅速に進んでいるものの、日曜日の夜時点で多くの重要なシステムがオフラインの状態です。追加の1日は、裁判所の専門家チームがシステムをオンラインに戻すことに専念できるため、裁判所は可能な限り迅速、円滑、安全に業務を再開することができます。」と述べています。
裁判所職員は、過去72時間にわたり、外部コンサルタント、ベンダー、他の裁判所、法執行機関と協力して、裁判所のネットワークシステムをオンラインに戻すために懸命に取り組んできました。
これらのシステムは、JuryDutyポータルや裁判所のウェブサイトなどの外部システムから、裁判所の事件管理システムなどの内部システムまで、裁判所の運営全体にわたっています。
専門家チームは大きな進展を遂げましたが、進捗を遅らせている課題が残っています。日曜日の夜時点で裁判所の多くのネットワークシステムはまだアクセスできないため、裁判所は重要なネットワークをオンラインに戻すために追加の1日を提供するために明日閉廷します。
現時点では、裁判所は7月22日(月)以降の閉廷を予定していません。裁判所は、裁判所の閉廷がサービスを提供するコミュニティや遵守する使命に大きな影響を与えることを認識していますが、裁判官と裁判所職員が安全でセキュアな環境で働き、裁判所の使命を果たすために必要な情報を利用できるようにすることが不可欠です。
裁判所は、進捗を続け、障害を克服することで、閉廷が1日を超えないと確信しています。
7 月 23 日に再会
当初の声明では22日から再開を予定していましたが、調査のために22日は閉廷し23日から再開となりました。
引用: