
2025年にMicrosoft社が提供しているOSであるWindows 10のサポートが終了に伴い、IPAが注意喚起を行っています。対象者は最新のWindowsを利用する事をお勧めします。
2024年に終了するWindows 10の概要
2025年10月14日(米国時間)に以下が終了予定
・Windows 10 Enterprise and Education
・Windows 10 Home and Pro
・Windows 10 IoT Enterprise
Windows 10を利用し続ける事のリスク
Windows 10を利用し続ける事のリスクは以下の通りで、可能ならサポート終了までに最新のWindowsを利用する事をお勧めします。
Windows でもMacOSでも全てのソフトウェアには必ず脆弱性が発生し、自動アップデートで解消パッチが適用されます。
※Windows だと「更新してシャットダウン」がこれに該当します。
サポートが終了したOSを利用し続けると、こういった脆弱性が修正されず以下のような悪影響が発生します。
ランサムウェアやマルウェアなどの感染リスク
・ランサムウェアやマルウェアに感染し、個人情報が漏えいしたりインターネットバンキングなどの機密情報が窃取される
・DDoS攻撃の踏み台
・迷惑メール配信の踏み台
実際、2017年に猛威を振るったマルウェア「WannaCry(ワナクライ)」はサポート終了済みの古いOSにはパッチが適用されなかったため、被害が拡大しました。
意図しないセキュリティリスクの発生
Windows 10で動作しているサードパーティーのソフトウェアもサポートが終了する可能性があるので、サードパーティーのサービスやソフトウェアも脆弱性が修正されずセキュリティリスクが発生します。
参考