穴吹興産、ランサムウェアで一部情報資産の漏洩を確認、影響範囲は調査継続

セキュリティニュース

投稿日時: 更新日時:

穴吹興産、ランサムウェアで一部情報資産の漏洩を確認、影響範囲は調査継続

穴吹興産株式会社(東証スタンダード:8928)は2026年2月12日、同社グループで発生したランサムウェアによるシステム障害について「第2報」を公表しました。2月3日に被害を確認して以降、外部のセキュリティ専門会社と連携し、原因や侵入経路、不正アクセスの有無などの調査・解析を継続しているとしています。

一部の情報資産で漏洩を確認 その他の情報の漏洩の恐れ

現時点までの調査で、一部の情報資産の漏えいが確認されたとしています。一方で、その他の情報についても漏えいの可能性を完全には否定できないと判断しており、漏えいの範囲や内容は「特定に至っておらず不明」として、引き続き詳細調査を継続するとしました。

また、仮に情報が漏えいしていた場合、本件に関連して同社または同社グループを装った不審なメールや電話が発生する可能性があるとして注意喚起を実施。電話やメールだけで振込先変更や金銭の支払いを依頼することは一切ないと明確に否定し、そのような連絡を受けた場合は警戒するよう呼びかけています。

なお、被害拡大防止や関係機関との連携の観点から、ランサムウェアの詳細については開示を控えるとしています。

社内ネットワーク遮断が一部継続 営業活動は「通常どおり」

同社によれば、営業活動は発生当初から通常どおり継続しています。ただし、安全確認や調査のため、社内ネットワークおよびインターネットから遮断を継続している機器が一部残っており、その影響で一部業務で不便・迷惑をかけているとして重ねて謝罪しました。

今後については、本事案を厳粛に受け止め、再発防止策の検討と情報セキュリティ体制の一層の強化に取り組むとしています。

業績への影響は「軽微」見込み 追加開示の可能性

業績面では、主要業務への影響はなく通常どおり営業しているとし、本件による業績への影響は軽微と見込む一方、今後開示すべき事項が判明した場合は速やかに公表するとしました。