ランサムウェア 攻撃グループ Cicada3301がDTSのグループ会社、デジタルテクノロジーへの不正アクセスを主張

システム障害

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ランサムウェア 攻撃グループ Cicada3301がDTSのグループ、デジタルテクノロジーへの不正アクセスを主張

2025年2月27日、株式会社DTSは同社のグループ会社であるデジタルテクノロジー株式会社のシステムにおいて第三者による不正アクセスが発生したことを確認し、デジタルテクノロジーが保有する情報が一部漏えいした恐れがあることを発表しました。

2025年2月23日時点で、ランサムウェア 攻撃グループ「Cicada3301」がダークウェブ上のリークサイトでデジタルテクノロジー株式会社への不正アクセスと情報窃取を主張しています。

Cicada3301の主張

Cicada3301はデジタルテクノロジー株式会社から150GBのデータを窃取したと記載されています。

データは全公開されていない為、実際に窃取した事が事実か不明です。

Cicada3301の主張2

 

Cicada3301の主張1

※画像はセキュリティ対策Labで一部編集

不正アクセスの概要

2025年2月17日にデジタルテクノロジーのシステムにおいて障害が発生し、一部のサービスが停止。外部のセキュリティ対策企業へ調査を依頼したところ、不正アクセスを受けたことが確認される。

対応として影響を受けたサーバーおよびPCを社内ネットワークおよびインターネットから隔離。

影響として、当社の社内システムの一部が使用できなくなっており、被害の影響範囲及び原因等を含め本件の全容を調査中。

なお、親会社のDTSやそのほかグループ会社への影響は今のところ発生していません。

Cicada3301はミヤキにもサイバー攻撃

2024年9月4日 アルマイト専門メーカー「株式会社ミヤキ」がランサムウェア攻撃により一部生産活動に影響が発生している事を発表し同時に「Cicada3301」がこのランサムウェア攻撃の犯行声明を発表しています。