
Google はChromeの12件の脆弱性を定例アップデートで修正を発表しました。なお内2件は重大度が高いChromeを脆弱性修正 (CVE-2025-0444,CVE-2025-0445)となります。アップデートは現在展開中で、今後数日から数週間にわたって継続されるとしています。
脆弱性 CVE-2025-0444について
133.0.6943.53 より前の Google Chromeの レンダリング エンジンであるSkiaのUse After Free により、リモートの攻撃者が細工した HTML ページを介してヒープ破損を悪用できる可能性がありました。
セキュリティの重大度は高となります。
2025-01-19に Francisco Alonso (@revskills) によって報告され、バグバウンティ制度により 7,000 ドル(約100万円)の報奨金が支払われる予定です。
脆弱性 CVE-2025-0445について
この脆弱性はV8 JavaScript エンジンで発生し、これにも use-after-free の問題であり、リモートの攻撃者が細工した HTML ページを介してヒープ破損を悪用できる可能性がありました。
この欠陥は 2025 年 1 月 27 日に「303f06e3」という匿名の研究者によって報告されました。