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年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は2026年1月27日、GPIFやGPIF役員(CIOなど)を装った不審なメール・SNS投稿、ならびになりすましサイトに関する注意喚起を公表しました。暗号資産への投資勧誘や、給付金・支援金の給付案内といった内容の連絡が複数寄せられているとして、リンクにアクセスしないよう呼びかけています。
確認されている手口
GPIFによると、主に次のような相談・情報提供が寄せられています。
・「GPIFのCIO(最高投資責任者)を騙るSNSアカウント」から暗号資産投資を勧誘される
・「GPIFのなりすましサイト」を経由して投資を促す案内を受ける
・「GPIFを装って給付金・支援金の給付」を案内するメールやSNSを受信する
いずれも、情報や金銭の搾取を目的とした詐欺の可能性が高いとして警戒を求めています。
GPIFの見解
GPIFは、法人や役職員が個人に対して投資の勧誘を行ったり、給付金・支援金などの給付を案内したりすることは「絶対にない」と明確に否定しています。今回確認されている案内はGPIFによるものではないため、受信しても反応せず削除するよう求めています。
想定されるリスク
この種のなりすましは、金銭詐取に加えて、フィッシング(認証情報の窃取)やマルウェア感染の入り口にもなり得ます。とくに「投資」「給付金」「期限(○時間以内)」などの要素で判断を急がせ、偽サイトへ誘導して個人情報や決済情報を入力させる手口が想定されます。
利用者が取るべき対応
不審な案内を受け取った場合は、次の対応が推奨されます。
・送信元の真偽に関わらず、メールやDM内のリンクを開かない
・氏名、電話番号、口座情報、認証コードなどを入力・返信しない
・添付ファイルを開かない
・案内は削除し、同様の連絡が続く場合はブロックや通報を検討する
・すでに情報入力や送金をしてしまった場合は、金融機関・取引所への連絡や警察等への相談を急ぐ
公式サイト・公式アカウント
GPIFが案内した公式の情報発信元は以下の通りです。
・公式ホームページ:https://www.gpif.go.jp/
・X(旧Twitter):@gpiftweets
・YouTube:https://www.youtube.com/@gpif8259
アクセス先が正規ドメインか、公式アカウント表記が一致するかを必ず確認し、検索結果や広告経由で表示された“それらしく見えるサイト”には注意が必要です。
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投稿者:三村
セキュリティ製品を手がける上場企業にて、SOC(セキュリティオペレーションセンター)運営およびWebアプリケーション脆弱性診断の営業に8年間従事。その後、システムエンジニアへ転身し、MDMや人事系SaaSの開発に携わる。
8年の実務経験と開発者としての知見を活かし、「セキュリティ対策Lab」ではダークウェブ調査、セキュリティインシデントの分析、および高度なセキュリティ対策解説の執筆・編集を統括しています。
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