イセトー、過去のランサムウェアと不正アクセスによりアルバイトの個人情報漏洩の可能性

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イセトー、過去のランサムウェアと不正アクセスによりアルバイトの個人情報漏洩の可能性

株式会社イセトーは2024年5月に発生したランサムウェアと不正アクセスにより、大阪府内の事業所で勤務していたアルバイトの個人情報が漏洩した可能性を発表しました。

漏洩した可能性のある個人情報

対象人数:440名  ・氏名 ・住所 ・生年月日 ・電話番号 ・メールアドレス ・銀行口座番号 漏えいファイルのパスワード設定は実施 ※対象者により漏えい対象項目の組み合わせが異なる

イセトーへのランサムウェアと不正アクセスとは

株式会社イセトーは2024年5月にランサムウェアの感染と情報漏えい・流出、さらにサイバー攻撃による情報窃取の可能性を発表し、 その後ランサムウェア攻撃グループが犯行声明を発表 2024年7月4日には豊田市、京都商工会議所、和歌山県、クボタ、徳島県、KUMON(公文)の6団体だけで約110万人の個人情報が漏洩しており、全インシデントでおよそ200万件の個人情報が漏洩した可能性があります。 このことからイセトー社のセキュリティインシデントは、2024年でも非常に影響範囲の広いランサムウェアの事例となります。

イセトーへのランサムウェア 攻撃は「8Base」が関与

ランサムウェアグループの「8Base」は自身のリークサイトで、株式会社イセトーとニデックのグループ会社「ニデックインスツルメンツ株式会社」への不正アクセスとランサムウェア攻撃を行ったとする主張を発表しています。

各報道機関と同社の報道からイセトーへのサイバー攻撃とランサムウェア攻撃は8Base(エイトベース)が実行した事がほぼ確定となります。