イセトーによる愛知県豊田市の個人情報漏洩 件数は約14万人

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イセトーによる愛知県豊田市の個人情報漏洩件数は約14万人

イセトーのランサムウェア攻撃とサイバー攻撃により、愛知県 豊田市は当初約42万人の個人情報が漏洩したと発表していましたが、2024年8月20日の追加調査で漏洩した個人情報は約14万人であったことを発表しました。

豊田市から漏洩した個人情報は14万8620人

豊田市でデータを詳しく調べ、重複していたものなどを整理した結果、実際に個人情報が流出した市民は、市県民税通知書や介護保険料納入通知書など12種類で、合わせて14万8620人だったということです。

中には、1人で5種類のデータが漏洩していたケースもあったということです。

引用:サイバー攻撃で個人情報流出 委託業者がランサムウェア被害 愛知・豊田市の情報漏洩は市民約15万人分と判明

個人情報漏洩により損害賠償を求める方針

豊田市では今後、イセトーに対して、これらにかかる費用などとして数千万円規模での損害賠償を求める方針です。

イセトーの漏洩で、2024年7月4日には豊田市、京都商工会議所、和歌山県、クボタ、徳島県、KUMON(公文)の6団体だけで約110万人の個人情報が漏洩しており全インシデントでおよそ200万件の個人情報が漏洩した可能性があります

イセトーへのランサムウェア 攻撃は「8Base」が関与

ランサムウェアグループの「8Base」は自身のリークサイトで、株式会社イセトーとニデックのグループ会社「ニデックインスツルメンツ株式会社」への不正アクセスとランサムウェア攻撃を行ったとする主張を発表しています。

各報道機関と同社の報道からイセトーへのサイバー攻撃とランサムウェア攻撃は8Base(エイトベース)が実行した事がほぼ確定となります。