名古屋市で245人のマイナンバーカードが失効-8月の住基ネット障害が影響、特急再発行と休日窓口で対応へ

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名古屋市で245人のマイナンバーカードが失効-8月の住基ネット障害が影響、特急再発行と休日窓口で対応へ

名古屋市は、2025年8月12日(火)に発生した住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)の障害の影響で、当日に区をまたぐ住所異動などの届出をした方のマイナンバーカードが失効していたことを、10月14日(火)に確認したと発表しました。

概要

2025年8月12日に発生した住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)のシステム障害で、市のシステムと国など外部システム間のデータ連携が一時的に止まりました。特に区をまたぐ住所異動のように連携が前提の手続きで不整合が生じ、その後の処理の過程でカードが失効扱いになったとみられます。

技術的な根本原因の詳細は現時点で公表されていません。

どんな影響が出るのか

失効したカードはそのままでは使えません。再発行の手続きが必要で、到着までおおむね1週間~10日ほどかかります。
医療機関では、再発行までマイナ保険証でのオンライン資格確認ができないため、必要に応じて資格確認書をご準備ください。

  • 国民健康保険:お住まいの区役所・支所で発行。

  • 後期高齢者医療:既にお持ちの資格確認書をご利用ください。
    なお、マイナ免許証の免許情報の有効性には影響しません。

市の対応と今後の動き

市は対象者に個別連絡を行い、特急発行申請の案内を始めています。手続きはお住まいの区役所・支所で受け付け、申請から1週間~10日前後で登録住所にカードが届きます。


平日の来庁が難しい方向けに、土・日・祝日の臨時「マイナンバーカード出張窓口」も開設します(市内4か所、正午~18時)。詳しい場所や日程は市の特設サイトをご確認ください。