エヌ・デーソフトウェアのメールアカウントに不正アクセス-英文迷惑メールが多数送信

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エヌ・デーソフトウェアのメールアカウントに不正アクセス-英文迷惑メールが多数送信

エヌ・デーソフトウェア株式会社(本社:山形県南陽市)は2025年5月29日、同社が管理するメールアカウントのひとつが第三者による不正アクセスを受け、迷惑メールが多数送信されたことを公表しました。これに伴い、同社は公式に謝罪を表明し、影響の範囲と今後の対応について説明しました。

迷惑メールは英文、URLやボタンはクリックせず削除を推奨

今回、不正アクセスを受けたのは「mim***@ndsoft.co.jp**」というアカウントで、不審なメールがこのアドレスから英文の内容で大量に送信されたことが確認されています。これらのメールにはURLリンクやボタンが含まれているケースがあり、同社はこれらのリンクを絶対にクリックせず、すぐに削除するよう注意を呼び掛けています。

個人情報の流出は確認されず

現時点において、顧客のメールアドレスやその他個人情報、販売パートナーの情報などが外部に流出した形跡は確認されていないとのことです。また、メールサーバー自体の安全性についても調査中ですが、被害は特定のメールアカウントに限られていると見られています。

原因の究明と再発防止策を実施中

同社は、すでに当該アカウントへの対処を完了し、不正メールの送信は停止したと発表しています。また、今回の事案を受けて社内の情報セキュリティ体制を見直し、原因の究明と再発防止に向けた強化策を講じているとのことです。