ロート製薬の旧DRXサイトURLが不正サイトへ転送 旧ドメイン管理の盲点が顕在化

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ロート製薬の旧DRXサイトURLが不正サイトへ転送 旧ドメイン管理の盲点が顕在化

ロート製薬は2026年3月24日、過去に使用していた旧DRXブランドサイトのドメイン名が第三者に取得された後、不正な活動に利用され、同社とは無関係の不正サイトへ転送される事象を確認したと公表しました。

概要

ロート製薬によると、問題となっているのは、かつて使用していた旧DRXブランドサイトのドメインです。

この旧ドメインはすでに運用を終了しており、2025年4月以降は同社の管理下にありません。

その後、第三者に取得され、不正な活動に利用されるようになった結果、旧URLへアクセスした利用者が、ロート製薬とは無関係の不正サイトへ転送される事象が確認されました。

同社は、旧URLが記載されたDRXブランドの一部製品パンフレットが6種類存在すると説明しています。

このため、現在でも医療機関や利用者の手元に残っている紙媒体から旧URLへアクセスし、意図せず不正サイトへ誘導されるおそれがあります。ロート製薬は改訂版パンフレットを制作中としており、準備が整い次第案内するとしています。

正しいドメイン

同社が運用しているDRXブランド公式サイトは以下のみです。

https://rohto-md.com/drx/

第三者のドメイン名を取得する事は合法

ドメイン名が更新されなかった場合、すぐに再登録が可能となるわけではなく、 一定期間登録ができない状態に置かれた後、再び先願による登録が可能な状態となります。 この再登録が可能になる瞬間を狙って、 目的のドメイン名を登録しようとする行為をドロップキャッチと言います。

第三者がこのドメインを取得する事は何ら問題はありませんし一般的に権利失効したドメインは「中古ドメイン」として合法的に取引されており、これ自体にも何ら違法性はありません。※旧サイトのロゴやコンテンツを利用する際は、著作権に違反します。

さらにこういった権威性のあるドメインを不正サイトやフィッシングサイトへ転送する事が問題になり始めています。

実際過去同様の手口でマカフィーの旧ドメインサイトが一時的にパパ活ブログに(https://blogs.mcafee.jp/)なったり、地方公共団体のキャンペーンサイトがオンラインカジノのサイトとなっている事例もあります。

類似事例:小僧寿し

この旧ドメイン管理リスクは、ロート製薬に限った特殊事例ではありません。2025年11月には、小僧寿しの採用サイトでも、期限切れとなった旧ドメインが第三者に取得され、一部スマートフォンからアクセスすると無関係な外部サイトへ遷移する事象が報じられました。