
2024年7月1日 韓国紙の報道では、個人情報保護委員会の高鶴洙(コ・ハクス)委員長は1日、中国の電子商取引(EC)大手アリババグループが運営する通販サイト「アリエクスプレス」と中国発の通販サイト「Temu(テム)」の個人情報の取り扱いに対する安全性への懸念が韓国内で高まっていることに関連し、調査が終わり、近く処分を下す方針だと明らかにしました。
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Temu(テム)は韓国で安全性への懸念を持たれている
2024年4月に韓国公正取引委員会(FTC)が最近、Temu(テム)が電子商取引や広告規制に違反していないか調査を開始しました。
この調査では、Temu(テム)の個人情報の取り扱い方針や海外への移転、安全対策の適切性を検査しており、韓国の法律に違反する行為があれば措置を講じると調査委員は述べました。
韓国国内で展開されたTemu(テム)のキャンペーン
Temu(テム)は韓国国内で多くの顧客を引き付けるために現金クーポンや友達を複数招待して、特典を受ける、マルチ商法戦略を利用していることをめぐって論争が発生していました。
Temu(テム)の危険性 ユーザーの個人データを生涯使用する権利を求める
Temu(テム)を提供するPDDホールディングス(拼多多/ピンドゥオドゥオ)は2024年フランスとイギリスでTemu(テム)をダウンロードして、他の人を登録に招待すると最大100ユーロ(110ドル)のクーポンがもらえるキャンペーンを展開し、
キャンペーン条件には、PDDホールディングス(拼多多/ピンドゥオドゥオ)に個人データを生涯使用する権利を与えることが含まれており、非難を浴びました。
Temu(テム)は2024年4月に、「顧客データの使用範囲に関する誤解」を理由にこのキャンペーンの提供を停止しています。
世界的に危険視されているTemu(テム)
アメリカのアーカンソー州でTemu(テム)はユーザーへマルウェアをインストールさせスパイしているとして危険性を指摘され訴訟を起こされました。
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