東亜大学、不正アクセスで約1万7千人分の個人情報流出の可能性

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東亜大学、不正アクセスで約1万7千人分の個人情報流出の可能性

2025年3月13日、東亜大学(山口県)は、事務局内のデータサーバが不正アクセスを受け、約17,276名分の個人情報が流出した可能性があると公表しました。

不正アクセスの概要

不正アクセスが発覚したのは2024年12月11日。学内ドメインでWeb検索を行った際、無関係な外部サイトへのリンクが表示されたことを受け、問題が発覚しました。

その後の調査で、2024年12月7日(土)にWEBアプリケーションの脆弱性を突いた不正アクセスが行われ、攻撃者によってサーバが改ざんされていたことが判明しました。

  • フォレンジック調査ダークウェブ調査を専門業者に依頼し、個人情報流出の有無を確認。
  • 2025年2月14日時点では、不正利用の報告はなく、二次被害も確認されていません。

しかし、攻撃者によるデータ搾取の可能性を完全に否定できず、現在も調査を継続しています。

流出の可能性がある個人情報

被害の対象となった可能性があるのは、在学生・卒業生17,276名。以下の個人情報が漏洩した恐れがあります。

  • 氏名(漢字・カタカナ)
  • 性別
  • 生年月日
  • メールアドレス
  • 学籍番号
  • 学生ポータルサイトのパスワード
  • 所属学部・学科
  • 出身高校
  • 就職先・職種・面談情報

特に、学籍番号やパスワードといった認証情報の流出は深刻であり、不正ログインやなりすましのリスクが懸念されています。