山形大学、附属中学校への不正アクセスによる個人情報流出の可能性は「極めて低い」

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山形大学、附属中学校への不正アクセスによる個人情報流出の可能性は「極めて低い」

2025年7月2日、山形大学は5月に発生した付属中学でのサポート詐欺による不正アクセス情報流出の可能性は「極めて低い」との調査結果を公表しました。

事案の概要

5月26日(月)、附属中学校の教員が業務用パソコンを操作中に「サポート詐欺」による偽の警告表示に遭遇し、遠隔操作ソフトをインストールさせられる被害が発生。この操作により、当該端末が外部者により不正アクセス可能な状態となっていたことが6月3日に大学より公表されていました。

個人情報の改ざんは確認されず

大学が実施した調査によれば、個人情報の改ざんは一切確認されておらず、流出の痕跡も見つかっていないとのことです。流出の可能性を完全に否定することはできないものの、「極めて低い」との判断が示されています。また、現時点で実際の流出事例や二次被害の報告は確認されていないとしています。