イタリアのサッカークラブ、ボローニャFCへRansomHub(ランサムハブ)がランサムウェアと不正アクセス
イタリアのサッカークラブ、ボローニャFCへのランサムウェア攻撃により、ハッカーによって漏洩された可能性のあるデータが露出したと発表しました。このランサムウェアにはRansomHub(ランサムハブ)が犯行声明を発表しています。
ボローニャFCの声明
この犯罪により、オンライン上に公開される可能性のある企業データが盗まれました。このようなデータを所有したり、その公開や拡散を促進したりすることは重大な犯罪行為であることに注意してください。としています。
RansomHub(ランサムハブ)が犯行声明
クラブの運営陣は、すべてのデータを公開する許可を私たちに与えました。彼らは従業員やスポンサーのことを気にしていないと言っています。その名前は以下のブログに記載されています。データはすでにダウンロード可能なので楽しんでください!
Bologna FC はネットワークのセキュリティが不十分だったためにハッキングされました。すべての機密データが盗まれています。
不正アクセスして窃取したと主張する情報
- スポンサー契約書および条件や金額が記載された全ての文書
- クラブの設立以来の財務データ
- 選手の個人情報および機密データ
- 移籍戦略を明らかにする全ての文書(新規選手や他チームからの若手選手に関する情報を含む)
- ファンおよび従業員の個人情報および機密データ
- 若手選手に関するすべてのデータ
- 医療データのすべて
- 様々な施設やスタジアムに関連する機密データ
- 商業戦略およびビジネスプラン
さらに、FIFAおよびUEFAの規則(ファイナンシャルフェアプレーを含む)に違反する文書もすべて盗まれています。
RansomHub(ランサムハブ)とは
RansomHub は世界的に有名な企業へサイバー攻撃を行っており同グループのランサムウェア 事例としては、ヨロズ、サイゼリヤやNTTデータの欧州拠点(ルーマニア)への不正アクセスやカワサキモータースヨーロッパ、アメリカの石油関連サービスを提供するハリバートン(Halliburton)へのサイバー攻撃にも関与しているとされています。