企業へDDoS攻撃を行った中学生の少年2人を含む3人を摘発
警察庁は11日企業へDDoS攻撃を行った中学生の少年2人を含む3人を摘発しました。いずれも攻撃を代行するウェブサービスを利用しており、欧州刑事警察機構(ユーロポール)が主導し、日本を含む15カ国が参加した国際共同捜査で判明しています。
警察庁は2023年9月に捜査に参加し、海外捜査機関から提供されたサーバーのデータを解析し、
解析結果を基に警察は今年、通っている中学校の関連サイトなどを攻撃したとして、少年1人を電子計算機損壊等業務妨害未遂の疑いで書類送検するなどしました。
ユーロポールが27のDDoSブーター(DDoS代行サイト)をシャットダウン
ユーロポールはクリスマスシーズンを前に、zdstresser.net, orbitalstress.net, starkstresser.netなど27のDDoSブーター(DDoS代行サイト)を摘発しシャットダウンさせたことを発表しました。
ブーターやストレッサーとして知られるこれらのDDoS攻撃代行プラットフォームにより、サイバー犯罪者やハクティビストは標的に違法なトラフィックを大量に送り込み、ウェブサイトやその他のWebに繋がっているサービスにアクセスできなくなります。
ユーロポールが調整し、日本を含む15カ国が関与したこの作戦で、違法プラットフォームの背後にいる管理者3人が逮捕され、300人を超えるユーザーが特定され法的措置の対象となっています。
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