徳島大正銀行が業務委託先(イセトー)のランサムウェア被害を公表

2024年6月7日 株式会社徳島大正銀行が一部業務を委託していたイセトーがランサムウェアに感染した事を発表しました。

ランサムウェア被害の概要

マネロン・テロ資金供与対策の一環としてアンケート用紙を発送するなどの業務を委託していた株式会社イセトーにおいて、ランサムウェア被害を受けていることが判明。

個人情報漏洩は確認されていない

ランサムウェア被害が確認された委託先のネットワークにおいて、顧客の情報の一部が保存されているとの報告を受けたが、現時点で保存されているデータの中に、当行のお客さまの情報は含まれていないことを委託先から確認

引用:【重要】業務委託先のランサムウェア被害に関するお知らせ

徳島県は個人情報漏洩の可能性を発表

 徳島県が納税通知書の作成業務を委託していた、株式会社イセトーがランサムウェアに感染し、住所や氏名などの個人情報が漏洩した可能性を発表しました。なおイセトーが郵送業務を受注していた金融機関も一部郵送業務を停止している事を公表しています。

相次ぐ銀行や保険の帳票輸送サービスの停止

業務委託先の開示はされていませんが、同様のインシデントが原因と思われる、金融機関の帳票郵送サービスの停止を発表しています。

高知銀行

高知銀行は業務委託先(イセトー)のパソコンにウイルスが感染した事を報告しています。

SOMPOひまわり生命保険 

イセトーの記載はないですが、業務委託先がサイバー攻撃により帳票郵送遅延を発表としており、イセトー社のインシデントに関連する可能性が高いです。

山陰合同銀行

株式会社山陰合同銀行が、各種ご案内帳票の作成・発送業務を委託している会社のパソコンでコンピュータウイルスの感染が確認され、28 日以降、ご案内帳票の郵送、ならびに電子帳票交付サービスへの掲載が出来ない事を発表しました。

こちらもイセトー社の明言はないですが、本インシデントに該当する可能性があります。

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