高知県 給与所得情報が誰でも見れる状態に。さらにメール誤送信によるインシデントも

2024年6月19日 高知県は個人情報漏洩に関する3件のインシデントを報告しました。

非公開の給与情報が職員に全公開

総務事務センターでは、職員が5月30日に2022年の県職員8648人分の源泉徴収票データを誤って全庁の共有フォルダ内に保管。閲覧した他の部署の職員が翌日に報告するまで、すべての職員が閲覧できる状態になっていました。

データには氏名や住所、マイナンバーのほか本人や扶養家族の給与所得などの個人情報が記載されていて、県の調査で他の部署の3人が閲覧したことが分かりました。
外部への情報の流出はないということです。

メール誤送信

文化国際課では5月、語学指導などを行う外国青年を招致する事業で今年度任用する外国籍の41人分の個人情報データを誤って任用予定先以外の市町村と県教育委員会へメールで送っていました。
文科国際課は41人に対し、7月以降に県内へ赴任した際に説明するとしています。

誤郵送

私学・大学支援課は6月、県内の私立高校に通う生徒1人について、就学支援金の受給資格認定の通知書を誤って他の私立高校に郵送で送付していました。

相次いだ個人情報の漏洩について県法務文書課は、外部に電子メールを送る際上役の承認を必要とするなど対策を徹底するとしています。

引用:高知県 給与所得情報などが誰でも見られる状態になるなど度重なる情報漏洩事案を発表【高知】

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